今日は雑記ブログから話が変わり、過去にあった病気の話をします。
突然耳が聞こえづらい・・・突発性難聴になった話
当時21歳、仕事で全社員の前で交通安全の誓いを読んでくれと頼まれ、断れない私は引き受けました。
帰宅後、右耳が聞こえづらい・・・?
寝れば治るでしょ!と思い、就寝。次の日も耳に違和感が・・・。
おかしいなと思い、親に相談しました。
そしたら、突発性難聴じゃないの?と。
私の祖母が突発性難聴だったため、その知識があったみたいです。
突発性難聴は早期発見、早期治療が大事なので、仕事を休んで市民病院に!
診察の結果、突発性難聴でした。
さすがに市民病院に通い続けるのは難しかったため、近くの病院に行きました。
診断は一緒で、土日関係なく毎日点滴を打ち、そのおかげで聴力は戻りましたが・・・
耳の違和感が治りません。
医者に相談しても、聴力は戻ってますし・・・気のせいでは?と言われました。
でも、耳に水が入っているような、耳がつまっているような感覚は全く治りません。
セカンドオピニオンで違う病院に
もう、ここの病院じゃ治してもらえないなと思い、違う病院に行きました。
診断の結果・・・
耳管開放症と診断されました。
耳管開放症とは?
耳管開放症とは、おもに耳が詰まった感じ、音が中でこもるような感じの症状が起きます。
とあるサイトにはこう書いてあります。
耳管開放症とは、耳と鼻・のどをつなぐ管(耳管)が開きっぱなしになるために起こる病気です。耳がふさがった感じがしたり(耳閉感)、自分の声・自分の呼吸音が耳に響いたり(自声強聴・自己呼吸音聴取)する病気です。不快な状態が続くと精神的にイライラしてきます。
https://www.takemura-jibika.jp/%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%A8%E6%B2%BB%E7%99%82/%E8%80%B3%E7%AE%A1%E9%96%8B%E6%94%BE%E7%97%87/
私が耳管開放症と診断されたとき、過度なダイエットが原因なんじゃないかと言われました。
当時、仕事が激務で1か月に3キロほど痩せましたので、それが原因かなと思ってます。
あと、前の病院での治療で耳に空気を送る治療があったのですが、それも原因なんじゃないかと私の中では思っています。
耳管開放症と診断されたときにもらった薬と治療を紹介します。
耳管開放症に効く薬・・・加味帰脾湯(かみきひとう)です。(病院で処方してもらいました。)
この薬を飲んで1か月様子見しましたが、変わらず・・・
その後、加味帰脾湯と耳に鼓膜テープというものを貼って治療してもらいました。
鼓膜テープですが、貼り換えがなかなか痛かったです。
けど、これをしないと治らないと思い、痛みに耐えながらテープを貼ってもらいました。
1年ほど加味帰脾湯と鼓膜テープを続けたら運よく治りました。
私はこの2つの方法で治りましたが、治らない人はこの先に手術があったりするみたいです。
最後の診察の時、先生に妊娠したらまた耳管開放症になるかもね。と言われていたのですが、それもなく今に至ります。
妊娠したらホルモンバランスの変化でなるみたいです。妊娠中は大丈夫でしたが、出産したら耳管開放症になるのかなと思うと少し怖いです・・・。
耳管開放症は風邪とか腰痛みたいに周りがなりやすい病気ではないので理解してもらうのに苦しみました。
仕事で耳を使っていた仕事だったので、耳の響きにより一時期は仕事を変えてもらったりもしましたが、なんせ目に見えないから周りの目が辛かったです。
けど、この体験があるおかげで、職場で同じ症状がある人にやさしく声かけできたりしました。体験したからこそ寄り添えました。
何事も経験ですね。
この時、健康がどれだけ大事か痛感しました。耳管開放症は私を苦しめる一方、大事な事を教えてくれたので、ある意味なってよかったなと思いました。
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